

現場指紋係 主査
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Q1 普段はどんな仕事をしていますか?
主に、採取された指紋とデータベースを照らし合わせて犯人を割り出す仕事をしています。鑑識ブルーの作業服に身を包み、緊張感漂う様々な事件現場に臨場した仲間が、「犯人を必ず捕まえる」という強い意志と緻密な鑑識活動によって採取した指紋が私の元へ送られてきます。“もの言わぬ指紋が誰かを教えてくれる”、日々、拡大ルーペを手にミクロの世界で指紋と向き合い、犯人を捜す指紋鑑定という重要な役割を担っています。
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Q2 警察行政職員の仕事の魅力・やりがいは?
警察行政職員の仕事は、デスクワークがメインになりますが、業務の部門は多岐にわたり、ほかの職種にはない警察ならではの仕事が経験でき、非常にやりがいのある仕事だと思います。たったひとつのごくわずかに残された指紋で捜査が大きく進展し、捜査員の歓喜の声を何度となく耳にしてきました。その度に被害者の無念を晴らすための一翼を担っていると感じ、やりがいを感じます。
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Q3 どのようにして仕事と私生活のバランスをとっていますか?
勤務時間中は全力で仕事に集中して、タイムスケジュールを考えながら、任された業務を時間内に終わらせることを心掛け、私生活での自分の時間を確保できるようにしています。また、私生活では趣味に興じ、心身をしっかりリフレッシュして、日々の職務にまい進できる精神を養っています。
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Q4 警察行政職員になる前と実際になった後で、組織に対する印象にどんな違いがありますか?
警察というと「忙しい」「厳しい」というイメージでしたが、実際は休暇も取りやすく、私生活と仕事を両立できるようにするための制度が充実していて非常に働きやすいです。また、仕事や私生活で悩み事があっても上司は親身に相談に応じてくれます。組織全体でバックアップしてくれるため、すごく温かみのある組織だと思います。
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Q5 受験者へのメッセージ
警察行政職員は、警察官の下支えというイメージがあるかもしれませんが、警察官と警察行政職員は両輪であり、組織の重要な役割を担っています。私は、これまで様々な部門を経験してきましたが、どのような業務も非常にやりがいを持つことができ、人に誇れる仕事だと実感しています。是非一緒に働きましょう。