

強行犯・盗犯係 巡査長
-
Q1 普段はどんな仕事をしていますか?
現在は刑事課に所属しているため、主に 刑事課員として、取調べなど事件捜査をしていますが、外国の方が関係する事件等が発生した際には、部門に関わらず現場に直行して通訳を行います。私の専門は英語ですが、英語圏の方だけでなく、公用語として英語を話す方や英語を話せる外国人の方の通訳を行いますので、相手の国籍に関わらず幅広く業務に携わっています。事件の通訳に加えて、相談や手続き関係の通訳等、様々な分野で通訳を行っています。
-
Q2 警察官の仕事の魅力・やりがいは?
警察官の仕事の魅力は、どの分野であれ困っている人の力になれる点だと感じています。事件や事故の背景には被害者やその家族の方々がいます。一度、被害に遭うと、ショックを受けトラウマになり、それまでは当たり前に過ごせていた日常が一変してしまいます。私たちが警察官として勤務していくなかで、相談を聞いたり、犯人を逮捕したりすることで、被害に遭った方々が安心して生活していけるのではないかと思います。事件を解決していくなかで、被害者の方にお礼を言っていただいたり、安心した顔を見たりすると、一生懸命捜査してよかったなとやりがいを感じます。
-
Q3 警察官を目指したきっかけは?
学生時代から英語が好きで、将来は英語をいかせる職業に就きたいと考えていました。そんなとき、大学の職員の方から、福岡県警察に専門捜査官という採用があることを教えていただき知りました。調べていくなかで、語学をいかせることや捜査官として人のために働けることに魅力を感じ志望しました。警察官になってから知りましたが、部署によっては活躍の場が日本国内だけでなく、海外でも勤務できる仕事もあるので、自分の目標に向けて挑戦していける点も魅力の一つだと思います。
-
Q4 5年後はどんな警察官になっていると思いますか?
将来は、年齢、性別、国籍問わずにあらゆる人の力になれる警察官になりたいです。また同時に、語学の専門捜査官として様々な通訳業務をこなしていけるようになっていたいです。福岡県は九州の中で外国の方の数が多いため、他の県に比べて通訳の機会が多いと思います。しかし今はまだ経験が少ないので、今後はより多くの経験を積み、捜査も通訳もこなせる刑事になれるよう努めていきます。