

警察安全相談係 巡査長
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Q1 普段はどんな仕事をしていますか?
被害者支援・相談課の警察安全相談係では、警察に対して対応を求める相談、要望・意見、職務執行に対する苦情についての申し出を受け付けています。様々な申し出がありますが、特に最近増加している特殊詐欺の相談も多く、県民の方から実際に不審に感じた電話や不審な訪問者の話を聴き、詐欺グループの手口、話術であることを判断し、その傾向に合った防犯指導を行っています。また、内容に応じて関係部署に対応を引き継いでいます。
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Q2 あなたの個性が、今の業務にいかされたエピソードを教えてください。
私の長所は、人を思いやることができる部分だと思います。警察に対する相談があった際、相手の立場・考え方に添って、何に困っているかを把握して丁寧にアドバイスするよう心掛けています。詐欺電話の相談を受けた際、ただ話を聞くだけではなく、新しい手口の詐欺が増えていることなどを注意喚起することで、「こんなに親切な対応をしてくれてありがとうございます」「話を聞いてもらえて気が楽になりました」などと感謝されることが多くあります。
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Q3 5年後はどんな警察官になっていると思いますか?
今の部署では県民の方々の相談等を聴き、その内容に応じて対応が可能な部署に引き継ぐことになりますが、5年後は、その相談等に対しての解決に向け、私自身が捜査をする等して現場で活動ができる仕事をしたいです。その際も、県民の方々に対しての優しさは忘れず、悪に対しては厳しく対峙することで、県民の方々から期待されるような警察官になっていると思います。
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Q4 警察学校で自分が成長したと思うエピソードを教えてください。
警察学校の授業に遅刻をしてしまい、厳しい指導を受けたことがあります。その際、学校教官から「もし現場で通報があった際に警察官が遅れてしまい、救える命が救えなくなってもいいのか」と言われたことで警察官という職業の重要性に気付かせてもらい、5分前行動を心掛けるなど、時間管理を徹底するようになりました。