各業種インタビュー

教養課 術科指導室 巡査長

普段はどんな仕事をしていますか?

教養課に在籍し剣道特別訓練員として、各種大会に出場しています。 全国大会優勝を目指して日々稽古とトレーニングに励んでいますが、毎日稽古とトレーニングができることは当たり前のことではないので、この環境をつくってくださった方々や応援してくださる方々への感謝の気持ちを忘れないようにしています。 試合で結果を出して恩返ししたいと思います。

自分の成長を実感した仕事は?

令和5年度全国警察剣道大会団体戦女子の部で優勝したことです。
前年の大会では、団体戦で私自身の役割を果たすことができず、チームは準々決勝で敗退し、とても悔しい思いをしました。 敗退後は、一生懸命に稽古やトレーニングを行うことに加えて、敗退したときに味わった悔しさや反省点を忘れず、全国優勝という目標を達成するために必要な努力とは何かを考えて行動するようにした結果、目標の全国優勝を達成することができました。
全国優勝を達成した後、同期生等から「おめでとう。私も仕事頑張ります」と連絡が来たのですが、自分が試合で頑張ることで、現場で一生懸命に働いている警察官の士気の高揚に少しでも貢献できたことが嬉しかったです。

警察官を目指したきっかけは?

大学2年生の時に全国警察剣道大会を観戦し、各都道府県警察を代表して戦う警察官の姿に魅了されたことがきっかけです。
大学卒業後も剣道を続けることは決めていましたが、地元福岡県警察の警察官になって剣道を続けることが一番強くなれるのではないか、警察官として働くことで社会貢献できるのではないかと考え、警察官を目指しました。

自分が目指す警察官像は?

私は現在、教養課の剣道特別訓練員として勤務しているので、通常の警察官とは違い、現場に出ることはありませんが、特別訓練員を引退した後は、現場で働く警察官の執行力強化のための武道訓練指導を積極的に行うなど、人間力・指導力の伴った警察官になりたいと思っています。
また、何事にもひたむきに取り組み、県民の方々から信頼される警察官を目指しています。

就職活動中のあなたへ

警察官を目指そうと思ったときに、まず頭に浮かぶのは厳しい警察学校のイメージではないでしょうか。私も最初はそうでした。
私は大学まで剣道一筋でしたが、警察学校では様々なスポーツや学問に触れてきた仲間と共同生活を送る中で、多くの学びがありました。
県民の方々の安全・安心を守っていくためには、厳しい教養や訓練は避けられませんが、隣にはいつも仲間がいてくれるので、きっと乗り越えられると思います。