会計課 予算係 巡査部長
普段はどんな仕事をしていますか?
私は会計課予算係で勤務しており、福岡県警察が警察活動を行うために必要な予算の獲得と管理を行っています。
警察活動を行うにもすべてお金が必要なので、現場の警察官がより働きやすい環境になるように、そして警察が県民の方々のための警察活動を適切に行うことができるように予算を獲得し管理を行っています。
警察が使用する予算は県民の方々の税金ということを肝に銘じて、適切な執行と管理を心掛けています。
自分の成長を実感した仕事は?
私がこれまでに自分の成長を実感した仕事は、警察署の刑事課で勤務していた際に、1人で窃盗の犯人を現行犯逮捕したことです。
それまでは上司が指示したタイミングで逮捕していたのですが、偶然1人でいるときに犯行を目撃し、付近に同僚の警察官がいなかったので、1人で犯人を逮捕しました。
現行犯逮捕する際は、犯行を否認されないように声掛けのタイミングやどのように逮捕するかが重要となるのですが、上司や先輩から教わってきたことを実践して1人で犯人を逮捕し、犯人が素直に犯行を認めたときは、自分の成長を感じることができました。
やりがいを感じた瞬間は?
会計課予算係に異動して、今まで使用していた制服やパトカー、各種資機材、他県への出張捜査等にかかる費用など、警察活動のすべてに予算が必要であることを実感し、今まで当たり前だった警察業務が予算なくしてはできなかったものだと実感しました。
私が行った予算の運用により、現場の警察官から「捜査の助けになった」「円滑な業務ができるようになった」などと声をかけられると、現場で一生懸命に働く警察官を予算面からバックアップすることで、県民の方々のための仕事ができたとやりがいを感じます。