-
交通事故
自転車を運転して交通事故を起こした者は、直ちに 運転を停止して、負傷者の救護、道路における危険の防止措置、警察官への報告を行う義務があります。
負傷者の救護
けが人がいる場合、動かせることを確認して安全な場所に移し、清潔なハンカチなどで止血するなどの応急手当を行います。周囲にいる人にも助けてもらいながら、救急車を呼びましょう。
道路における危険防止措置
道路に倒れている自転車やその他の物を片付け、続いて事故が起こらないようにします。
警察官への通報
交通事故を起こした場合は、必ず、警察への通報が必要です。事故を起こした時間、場所、死傷者数等を伝えましょう。
-
刑事上の責任
14歳以上であれば、過失運転致死傷、重過失運転致死傷、道路交通法違反などの罪が成立し、刑事処分が科せられることになります。刑罰には、懲役、禁錮、罰金、科料があります。
-
民事上の責任
人にけがをさせたり、死亡させたり、物を壊したりした場合、損害賠償責任が問われます。
→ 過去の判例を紹介 -
自転車保険への加入
福岡県では、条例により、県内で自転車を利用する全ての人に「自転車保険」への加入が義務付けられています。
