クリック

01 自転車の点検に関すること

学ぶ

日常点検

自転車を使用するときに、その都度行うもの

  • サドルは、またがってハンドルを持ったとき、両足先が地面につき、状態が少し前に傾くよう調整され、固定されているか。

  • ハンドルは、前の車輪と直角にしっかり固定されているか。

  • ペダルが曲がっているなどのため、足がすべるおそれがないか。

  • ブレーキは、前・後輪ともよく効くか。

  • チェーンは、緩すぎていないか。きつすぎていないか。

  • 警音器(ベル)は、よく鳴るか。

  • ライト(前照灯)は、明るく点くか。

  • 方向指示器や変速機がある場合は、よく作動するか。

  • 尾灯や後部及び側面に反射器材が付いているか。また、後方や側方からよく見えるか。

  • 各部のねじは緩んでいないか。部品は、確実に取り付けられているか。

    点検の4つの方法

    ・目で見て、曲がり、凹み、汚れなどの状態を確認
    ・音を聞いて、がたつき、緩み等を確認
    ・触ってみて、タイヤの空気圧や締め付けの緩みなどの点検
    ・乗ってみて、バランス、ブレーキの具合などを確認

定期点検

自転車各部の機能を日常点検より詳しく調べるもの
法律による定めはありませんが、少なくとも1年に1回は定期的に自転車安全整備店で定期点検を受け、必要な整備を実施

  • 大きさ(長さ、幅)

  • 構成(部品の欠陥)

  • 尾灯、リヤリフレクタなどの反射器材の取付け

  • 車輪の振れ、スポーク張力

  • ハンドル、サドル、ブレーキレバーの固定

  • 前・後ブレーキの有無、反復制動時の異常

  • タイヤの状態

  • 後写鏡、スタンド、錠、空気入れの状態

  • 構造(座席数、車輪数)

  • 危険な突出部、先鋭部など

  • フレーム、前ホークの変形

  • 前輪の固定、限界標識

  • 各部の緩み、がた、チェーン、ワイヤなどの作動

  • ブレーキの性能

  • リヤリフレクタ、ライト、尾灯、警音器の性能

手入れ

オイル
  • ゴム、塗装部分

    ・水や洗剤溶液でぬらした布で汚れをふきとる。
  • 金属部分

    ・水や洗剤溶液でぬらした布で汚れをとり、かわいた布でふきとる。
  • ペダルの回転部分

    ・かわいた布をひも状にしてへこんだ部分にあて、布の両端を持って交互に引き、汚れをとる。
  • 軸受け、回転部分以外の動く部分

    ・スピンドル油をしめした布で汚れをふきとる。
  • 定期的に少しづつ油をさす箇所

    ・前・後のハブ軸(車種によって必要のない場合有り) ・ハンドル軸の回転部分 ・ブレーキの必要な部分 ・チェーン ・ペダルの回転部分 ・クランクの回転部分

保管

  • 雨や夜露にあたらない場所に置き、さびを防ぐようにする。

  • 雨にぬれたり、泥で汚れたり、ほこりがついたままにすると、自転車の性能の低下とさびの原因になります。

ページの先頭へ