署長の部屋 第13回 令和2年2月中の若松警察署の活動等について
2020年、令和2年も2ヶ月が過ぎ、3月となりました。今年の冬は、比較的温かく、公舎でもあまり暖房を使うことはありませんでした。若松警察署長の磯辺芳文です。
2月は、新型コロナウイルス関連で、様々な動きがありました。警察署としては、まず、署員が感染しないよう手洗い、うがいの徹底とせきエチケットの遵守、37度5分以上の熱発者は出勤しないよう指示するとともに、来訪者の皆さんの感染防止のため、消毒液を署内各所に設置しております。
また、学校休校中の児童の安全確保のため、何ができるかを考えて、警察活動を行いたいと思います。
それでは、2月中の行事や若松警察署の活動等についてお知らせいたします。
2月4日(火)、福岡市中央区の福岡武道館で逮捕術の県下大会がありました。選手一同、正々堂々、積極果敢に試合に臨みましたが、惜しくも予選で敗退してしまいました。残念でしたが、選手はよく頑張ってくれました。


7日(金)、署員の集合教養を行いました。私は、平成23年3月、東日本大震災発災直後から2年間、東京霞ヶ関の警察庁に出向し、被災した岩手、宮城、福島に赴き、被災現場を目の当たりにしました。その際、岩手県警察から発災直後の110番の無線通信とヘリコプターテレビの映像をいただきましたので、それを見ながら、署員に、当時の状況についてお話しました。

14日(金)、福岡市中央区赤坂にある犯罪被害者支援センターの理事が感謝状を持ってきてくださいました。これは、区内の歯科や企業の方のご理解により、犯罪被害者支援協賛自動販売機の設置数が、昨年県下2位だったということでした。これからも、警察署として、被害者のために何ができるかということを考えて、取組んでいきたいと思います。

16日(日)、北九州マラソンが開催されました。私の高校時代(大分県立臼杵高等学校)の友人2人も参加したので、前夜に若松区内の居酒屋で激励式を軽くやりました。悪天候の中、2人とも見事完走し、同級生の私も大きな刺激をいただきました。
20日(木)、人事異動第一弾の内示がありました。亀川総務課長が、警視に昇任し、福岡県中央警察署の生活安全管理官に栄転、後任は、本部組織犯罪対策課の七俵(しちひょう)警部、宇治野地域課長の定年退職に伴い、後任に戸畑警察署の小柳警部が着任することとなりました。若松警察署を卒業するお二人の今後のご活躍とご健勝をお祈りするとともに、新戦力として、若松警察署に赴任してくる二人の警部には若松のため、目いっぱい頑張ってもらいたいと思います。
私事で恐縮ですが、2月いっぱいで、片山の公舎を引っ越すこととなりました。危機管理が強く叫ばれている昨今で、公舎が警察署から離れすぎているのは、適当でないという本部の判断です。これまで長い間、27区の住人としてお世話になりました。ありがとうございました。今後は、本町に居住し、5区の住人としてお世話になります。よろしくお願いいたします。
3月は、新型コロナウイルスの関係で、既に大多数の会合の中止の連絡を受けております。そのような中、下旬には第二弾の人事異動があります。この異動は、第一弾より、かなり大きなものとなると思いますので、間隙を生じさせないよう、しっかりと警察署の運営をしていきたいと思います。
若松警察署では、今後も、事件、事故を防止、あるいは検挙することで、若松で暮らす人、若松で働く人、若松で学ぶ人、そして若松を訪れる人の安全・安心の確保ため、署員一丸、スクラムをしっかり組み、全力で、治安対策にトライし続けようと思います。