持続可能な交通規制の推進について
持続可能な交通規制の見直しについて
現在、日本社会は人口減少や少子高齢化など、質・量共に大きな変革の中にあり、これまで以上に県内の交通規制や交通安全施設等の設置に係る状況の見直しが必要となっているほか、厳しい財政状況の中で、将来にわたって必要な交通安全施設等を整備し、適切な維持管理・更新を今後も継続していくため、県警察では、
〇 現場の交通実態に適合した交通規制の見直し
〇 必要性が低下した交通規制の改廃
〇 交通安全施設等適切な維持管理・更新
を推進しております。
なお、「交通規制等の廃止=交通事故の増加」ではなく、適切な交通規制の見直しにより、結果的に安全性が向上する場合もあります。
県警察では、交通事故のない「安全で安心な福岡県の実現」に向け、交通規制の見直し等を推進するとともに、交通安全施設等の適切な維持管理・更新に努めてまいります。
~県内における交通規制等の見直し事例~
・ 一灯点滅式信号機の撤去
一灯点滅式信号機は各方向に1個ずつライトがあり、赤色点滅は一時停止、黄色点滅は注意して進行することが道路交通法で定められており、過去に福岡県内でも多くの一灯点滅式信号機が設置されました。
しかし、都道府県によって一灯点滅式信号機の設置数にばらつきがあり、ドライバーの中には通行方法を知らなかったり、忘れてしまったりしている人がいて交通事故が発生することから、一灯点滅式信号機を撤去し、他の安全対策を施すことを推進しています。

見直し前

見直し後

・ 自転車通行空間の見直し
自転車は車両であり、車道通行が原則です。
普通自転車専用通行帯をはじめとする車道部分における自転車専用の通行空間を関係機関と連携して整備することにより、歩行者、自転車及び自動車を適切に分離する取組を推進しています。
また、自転車の歩道通行は、道路交通法では例外的な通行方法として定められているところ、特に普通自転車通行可の交通規制が実施されている幅の狭い歩道等においては、自転車と歩行者の交錯の問題があることから道路交通実態等を踏まえ、規制の見直しを推進しています。

矢羽根型路面標示による自転車通行空間整備例

・ 見通しの悪いカーブ付近等に設置された横断歩道の撤去
見通しの悪いカーブ付近・勾配の急な坂道等に設置された横断歩道については、横断歩行者の発見が遅れ、かえって交通事故を誘発するおそれがあるため横断歩道の撤去を推進しています。
また、小中学校の統廃合・付近の大規模施設等の閉鎖などを理由に横断者が減少した横断歩道も撤去を推進しています。

見直し前

見直し後
