オウム真理教



 オウム真理教(以下「教団」という。)は、かつて宗教法人を隠れ蓑にしながら武装化を図り、地下鉄サリン事件など数々の凶悪事件を引き起こし、平成30年7月、死刑が確定していた麻原彰晃こと松本智津夫をはじめとする教団幹部13人の刑が執行されたことで、教団による一連の事件が一つの節目を迎えたかのように見えます。


 しかし、教団は、その本質に変化がないまま、青年層を中心に教団名を伏せた勧誘等で信者を獲得し、説法会の参加費や布施の徴収等で資産を増やすなど、依然として松本及び同人の説く教義の基盤としながら活発に活動しています。また、主流派は松本への絶対的帰依を強調して活動し、上祐派は松本からの脱却を強調し、松本の影響力がないかのように装って組織の維持を図っています。


 警察では、教団に地下鉄サリン事件のような凶悪事件を再び起こさせないために、関係機関と連携して教団の実態把握に努めるとともに、教団による組織的違法行為に対する厳正な取締りを推進しています。


 オウム真理教に関連すると思われる情報を入手した場合は、最寄りの警察署等への情報提供をよろしくお願いします。



お問合せ先

部署: 福岡県警察本部 公安第一課
電話番号: 092-641-4141
 

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