江戸時代に活躍した筑前五ヶ浦廻船(能古島、浜崎、今津、宮浦、唐泊)模型や資料、「金印」の守護者である儒学者・亀井南冥に関する資料などを常設展示している。また能許万葉歌碑や能古焼古窯跡など、能古の歴史に触れることができる。
面積15万平方メートルの園内にはたくさんの花や緑があり、博多湾を臨みながら、四季折々の美しい花々を観賞することができる。博多の古い町並みを再現した「思ひ出通り」や「のこのこボール」、バーベキュー場、宿泊施設などあり、大人から子どもまで一緒に楽しむことができる。
作家・檀一雄が死の5日前に書き残した絶筆「モガリ笛いく夜もがらせ花ニ逢はん」を刻んだ文学碑。碑の後方には「リツ子・その愛」「リツ子・その死」の舞台となった糸島半島が展望することができる。
8世紀に創建されたと伝えられ、能古島の産土神(その土地の神)として崇められてきた。住吉大神、神宮皇后、志賀明神を祭神としており、神宮皇后が住吉の神霊を残した島であることから、【ノコ】と名付けられ、その神霊を留めたのが白髭神社と伝承されている。代表的祭礼である「おくんち」は、福岡市無形文化財に指定されている。