署長の部屋

博多警察署長
　警視正　望月　聖史

　　着任ご挨拶

　博多区民の皆様方におかれましては、平素から各種警察活動へのご理解とご協力をいただき、また安全・安心な福岡市の街づくりのためにご尽力いただいていることに対しまして厚くお礼申し上げます。
　３月５日付けで、第５２代博多警察署長に着任しました望月聖史（もちづきせいじ）と申します。
　博多警察署は、過去、中洲警部交番所長、刑事管理官として勤務し、今回３度目となりますが、管内の事件・事故の取扱い件数は県下トップレベル、このような多忙署に署長として勤務させていただくことを大変光栄に思っています。　　
　この道一筋といった自慢できる経験は何一つありませんが、着任早々、署員には、地域住民から多くのご協力をいただけるよう、「信頼される警察活動を行って警察ファンを作ろう」という指示をいたしました。
　皆様から信頼される警察、信頼からなる署員同士の一致団結を目指し、「信頼」という言葉をキーワードとして警察署運営を行ってまいりますのでよろしくお願いします。
　私の警察人生もあと１年です。博多署勤務と聞いた瞬間、「博多どんたく港まつり」、「博多祇園山笠」、「ホークスの優勝パレード」その他諸々の行事であっという間の１年になるのかなという思いが巡ってきましたが、１日１日を大切にして、やるべきことをやっていこうと考えています。
当署管内における犯罪の発生件数もここ数年増加傾向にあり、依然として高齢者が被害者となるニセ電話詐欺や交通事故が多く発生していますので、これらの被害を抑止するための広報啓発活動や交通指導取締りには力を入れてまいりたいと考えています。
　また、九州最大の歓楽街である中洲でも違法風俗店や客引きグループが存在しており、その背後には暴力団や匿名・流動型犯罪グループの関与も疑われるなどその取り締まりも重要課題となっています。
　犯罪も年々多岐にわたり、時代とともに変化していますが、この博多区における犯罪が１件でも減少するよう全力を尽くす所存でありますので、引き続き、皆様方のご理解とご協力をお願いいたします。
　結びに、皆様方の益々のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、着任のご挨拶とさせていただきます。