署長の部屋
「おいさ!おいさ!!」
今年も山笠(やま)が、博多のまちを熱く駆け抜けました!
7月1日から15日にかけて開催された「博多祇園山笠」が、追い山笠をもって無事に幕を下ろしました。今年も、博多のまちに力強い舁き山笠の掛け声が響きわたり、伝統と熱気に包まれた15日間となりました。
博多警察署では、祭りに参加される方々を始め、沿道で観覧される市民の皆さまや観光客の皆さまの安全を第一に、警備計画を綿密に立て、期間中は全署員が一丸となって雑踏警備、交通整理などに取り組みました。幸い、大きな事故もなく、全ての行事が滞りなく執り行われたことを、地元の署長として大変うれしく、また誇らしく思っております。
私自身、7月13日の「集団山笠見せ」において、ありがたいことに「台上がり」という貴重な経験をさせていただきました。間近で見る山笠の迫力、舁き手の皆さんの真剣な表情、そして沿道からの大きな声援。博多のまちの底力と、伝統行事への誇りを肌で感じることができました。誠に光栄なことだと感じております。この場を借りて、今年の三番山笠西流の皆さまを始め、関係各位に心より感謝申し上げます。
博多祇園山笠は、単なるお祭りではありません。地域の絆、世代を超えたつながり、そして博多の心意気が凝縮された、まさに「生きた文化遺産」です。博多警察署としても、この大切な伝統が安全に継承されていくよう、今後も地域の皆さまと力を合わせてまいります。
ご協力いただいた地域の方々、祭りの運営に尽力された関係団体の皆さま、そしてご理解・ご協力をいただいた全ての市民の皆さまに、あらためて御礼申し上げます。
また来年も、無事にこの祭りが開催され、博多のまちに元気な声が響くことを、心から願っております。