先日、管区機動隊博多小隊の新隊員訓練を視察するとともに、新隊員に対する訓示を行いました。
警察官として採用された若い隊員たちが、厳しい訓練を通じて心身を鍛え、仲間との絆を深めながら成長していく姿を見ると、私自身が機動隊員として汗を流していた頃を思い出します。
実は、私の警察官人生の約半分は機動隊で過ごしました。災害現場、雑踏警備、大規模警備、救助活動など、様々な現場で活動してきましたが、その原点となるのが新隊員時代の訓練です。
当時は苦しいと感じることも多くありましたが、今振り返れば、その経験が警察官としての礎になったことを実感しています。
今回の訓練では、隊列走の先頭に立って隊員たちと一緒に走りました。若い隊員たちの力強い掛け声や真剣な表情に接し、大変頼もしく感じるとともに、自分自身も身が引き締まる思いでした。
機動隊は、災害発生時の救助活動や大規模事故への対応、地域の安全を守るための各種警備活動など、県民の皆さまの安心・安全を支える重要な任務を担っています。そのためには強い体力だけでなく、仲間を信頼し支え合う心、そして何より「人を守る」という使命感が欠かせません。
訓示では、「厳しい訓練の一つひとつが将来必ず皆さんの力になる。仲間との絆を大切にし、市民の期待に応える警察官へ成長してほしい」と激励しました。
真っ直ぐ前を見据えて訓練に励む新隊員たちの姿は、福岡県警察の未来そのものです。今後も地域の皆さまの安全・安心を守るため、隊員たちとともに私自身も精進してまいります。