各業種インタビュー

鑑識課 足痕跡係 主任主事

警察学校 初任科生

普段どんな仕事をしていますか?

犯罪現場に残された足跡の模様を確認し、どのようなメーカーや名称の靴である可能性があるのかを調べて、捜査員に情報提供をしています。また、犯罪現場に残された足跡が捕まえた犯人の靴であるか鑑定も行います。捕まえた犯人の足跡が他の犯罪現場にも残されていないかを確認し、事件の解決に貢献しています。

印象に残っているエピソードは?

警察行政職員はほとんど犯罪現場に行くことはありませんが、私は盗難の被害現場に行って足跡を採取したことがあります。そこで荒らされた部屋の様子とそのことにショックを受けている被害者を見て、普段は現場に出ない自分の仕事の先には被害者の方がいることを肌で感じました。それ以降、被害者の気持ちを想像しながら仕事をするように心掛けています。

学校生活での楽しみは何ですか

警察行政職員を目指したきっかけは?

進路を決める大学生の頃に、漠然と福岡県の職員になりたいと考えていました。そこでいろいろな仕事を調べるうちに、県民の安全や安心を守っている警察関係の仕事に興味を持ち、警察行政職員を目指しました。私が受験する前年から大学卒業程度を受験対象にした警察行政I類の採用試験が始まり、警察行政職員のキャリア形成や処遇に対しても大切にしているように感じ、受験を決めました。

就職活動中のあなたへ

就職活動中のあなたへ

警察行政職員は、警察官と同じく福岡県の治安維持に貢献しており、他の行政職では経験できない業務がたくさんあります。大変なこともありますが、県民の安全安心を守るという仕事にやりがいを感じます。業務内容は多種多様で、私のような鑑識業務のほか会計経理や施設管理など自分に合った業務がきっと見つかるはずです。