シートベルト着用の必要性


命を守るのも面倒くさいですか??


◇ なぜ?SEAT BELT

わずかな手間で尊い生命を救ってくれるシートベルト。でも、シートベルトの着用率は全国的に見ても低調で、特に夜間の着用率は低い傾向にあります。このような状況の中、「シートベルトを着用していれば」と悔やまれる交通死亡事故が多く見られます。特に、18歳から24歳までの若年層が多く、「シートベルトは面倒くさい」などの理由から、若い命が失われています。ドライバーはもちろん、同乗者もかならずシートベルトを締めましょう。


Q ゆっくり走っていたら大丈夫?

シートベルトなしでは、時速7キロメートルでも身を守りきれません。
衝突時にかかる衝撃力は、時速40キロメートルで体重のほぼ30倍。それに対し、手足のカだけで受け止めきれるのは、どんなにがんばっても体重の2倍から3倍まで。体重60キログラムの人は1,800キログラム、10キログラムの子供でも300キログラムとなり、人間の力で支えることは不可能です。


Q エアバッグがあればシートベルトはしなくても大丈夫?

SRSエアバッグは補助拘束装置であって、シートベルトと併用してはじめて効果を発揮するものです。シートベルトは、忘れずに!!。


シートベルトの正しい着用ポイント

腰ベルトは、骨盤を巻くようにしっかりと締めましょう。
ベルトはねじらず、余分なたるみをなくしましょう。
ショルダーベルトは、首にかからないように肩の中央に通しましょう。
シートは倒しすぎないようにしましょう。
バックルは、カチッと音がするまで確実に差し込みましょう。

その時、膝の上の子供は?同乗させた子供の安全確保は大人の責任

シートベルトを着用した画像

お母さんの膝の上に抱かれた子供をよく見かけますが、大変危険ということは言うまでもありません。
10キログラムの体重の子供を抱いて、時速40キロメートルで衝突した場合、その重さは約3OOキログラムにもなるのです。とてもお母さんが支えられるものではありません。
大切な子供の命を守るためにもぜひチャイルドシートを活用して下さい。