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高校生に対する交通安全教育

高校生に対する交通安全教育


高校生に対する交通安全教育の目的

 二輪車の運転者及び自転車の利用者として安全に道路を通行するために必要な技能及び知識を習得させるとともに交通社会の一員として責任を持って行動することができるような健全な社会人を育成します。

交通教室


高校生に対する交通安全教育の内容

基本的な心得

目標


 高校生が当事者である交通事故の発生状況を説明し、交通安全に対する意識を高めさせるとともに自動車等の運転手として交通社会人に参加できる年齢に達することを踏まえ、社会的な責任をもって行動するために必要となる基本的な心得を習得させます。また、これまでに習得した安全に自転車を利用するために必要な技能と知識を再確認させ、交通の状況に応じて安全に走行できるようにします。

内容


交通事故の発生状況

 高校生が当事者の交通事故事例を中心に説明します。特に高校生は二輪車事故が多いことを示し、二輪車の正しい運転方法を習得し、実践することの重要性を理解させましょう。


交通安全対策の概要

 事故を防止するためさまざまな施策が講じられていることを理解させましょう。
 指導取締り、道路の整備、車の改良など


交通社会の一員としての自覚

 マナーやルールを守らないことによる周囲の人への迷惑になる行為等の反社会性について理解を深めさせましょう。

運転者の責任

 自動車等の運転者となるためには必要な知識と技能が必要であることを説明し、無免許運転の危険性を理解させます。
 交通事故を起こすと民事上、刑事上、行政上の責任を負わなければならないことを理解させます。
※損害賠償、懲役、罰金など、免許取消しなど


交通安全活動への参加

 道路交通の安全を確保するために行われている活動を紹介して、高校生の果たし得る役割を考えさせ、積極的な参加を促しましょう。

運転者の結果責任

 運転者が交通事故を起こした場合には、以下のような責任を問われます。


1 民事上の責任

 交通事故によって他人を死亡させたり、けがをさせた場合等、損害賠償という形で金銭上の責任を問われます。


2 刑事上の責任

 交通事故に対する刑罰には懲役、禁錮、罰金、科料の4つの種類があります。


3 行政上の責任

 刑事処分とは別に、運転免許の取り消し・停止などの処分を受けることになります。この処分は将来における道路交通上の危険を防止するという目的のために行われます。

自転車

矢印自転車の利用者の心得

目標


 高校生の自転車乗車中の交通事故が多く発生していることを踏まえ、これまでに習得した安全に自転車を利用するために必要な技能と知識を再確認させることにより、道路および交通の状況に応じて、安全に走行できるようにします。

内容


 自転車の事故事例を挙げるなどして交通ルールを守らない場合の危険性を理解させましょう。
 道路における危険を予測し、これを回避して安全に通行することができるように指導しましょう。
 実技訓練などで自転車の点検要領や正しい乗り方を確実に実践できるように指導しましょう。

バイク

矢印二輪車の運転者の心得

目標


 二輪車の免許を受けた者に対しては、二輪車の運転に関する基本的な事項を再確認させ、また、二輪車の免許を受けていない者に対しては、将来の運転者としての基本的な知識を習得できるように配慮して指導しましょう。

内容


一般的に指導すべき事項

 二輪車事故の発生原因等の特徴を理解させましょう。
 二輪車の運転者の基本的な心得を理解させましょう。
 ○ 適切な車種の選択
 ○ 車両の点検
 ○ 乗車用ヘルメットを必ず着用する
 ○ 初心運転者の二人乗りの禁止 等


免許を受けた者に対して指導すべき事項

 服装、車種の選定、運転姿勢、カーブの運転方法、ブレーキのかけ方、バランス走行等、二輪車の運転に必要な基本的な事項が完全に習得されていることを確認し、問題点を指摘しながら実施しましょう。

ヘルメット

矢印交通事故の場合の措置

目標

 

 交通事故に遭った場合に適切に対処できるように、応急救護措置等の必要な措置を習得させるとともに、交通事故の当事者としての責任について理解させること。

内容

 

 交通事故の場合は警察、保護者への連絡や外傷がなくても頭部等を打っている場合は、医師の診断を受けること、持ち物に氏名、連絡先、血液型を記入しておくことを再確認しましょう。
 運転免許所有者は、「負傷者の救護」「事故車両の移動など現場での必要な措置をとる義務」「警察官への報告する義務」があることを重点的に指導しましょう。

受話器


高校生に対する交通安全教育を
実施するに当たって配慮すべき事項

矢印指導者の基本的な心構え

 高校生は、自動車の運転免許を取得する年齢の達することから、指導者は、あらかじめ免許の取得状況を把握するなどして受講者の通行の態様に応じた交通安全教育を実施する必要があります。

矢印計画的な教育の実施

 高校生に対しては、計画的かつ継続的に交通安全教育を実施するよう配慮することが望まれます。

矢印適切な場所および人数の選定

 実技訓練を行う場合は、事故を防止するために必要な広さの場所を確保するとともに、事前に使用する二輪車を運転して安全を確保したり、二輪車の点検を行うなど、安全を確保するために十分な対策を講ずる必要があります。また、受講者全員が教育に参加することができるように適切な人数を設定することが必要です。

矢印適切な教育手法の選定

 受講者の問題意識を高め、学習目標を明確にするため、高校生の道路の通行の態様に関連した交通事故統計、身近な交通事故の実例等を用いるなど工夫することが重要です。

矢印保護者との連携

 保護者は、二輪車の運転等について学校の指導方針を理解し、免許取得時、二輪車の購入時などに適切な助言と指導を行うことが重要です。
 そこで、指導者は、保護者に対する啓発用の資料を配付し、保護者として必要な交通安全教育を実施するように働きかけるなど、連携を図るように努めることが必要です。


高校生の特性


 身体の形態的、生理的な発達とともに、自意識も著しく発達します。
 社会性の発達が未熟な段階では、自己中心的なため、自分の行動に対して無責任な行動をとりがちになることがあります。


お問せ先

部署: 福岡県警察本部 交通企画課
電話番号: 092-641-4141

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