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電動車いすの交通安全対策

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はじめに

  電動車いすは、身体障害者や高齢者の移動手段として活用が図られていますが、近年の介護保険制度の導入により需要が急速に伸びており、現在福岡県内で約6千台が普及していると推測されています。
 今後は、ますます町中で見かける機会が増えることでしょう。
電動車いす関連の交通事故は平成2年には3件だったのが、平成18年中は15件、平成21年は19件と年々増加しており、電動車いす利用者及びその家族への交通安全教育を継続的に行っていくことが必要だと考えています。

電動車いすの概要

 道路交通法では、「身体障害者用車いす」について定められていますが、「電動車いす」も、この範疇に入り、「歩行者」として扱われます。従って電動車いすは歩行者のルールが適用されますが、それを知らずに、電動車いすを自転車などと同じ軽車両や原付の一種類と勘違いされている方が多いと思われます。
 電動車いすには、ハンドルがついているスクーター型のものや、車いすの形にモーターが内蔵されているものなど、多少の違いはありますが、基本的には同じものです。

事故のパターン

 電動車いすの利用状況については、まずタイプについては四輪式のスクーター型のものが圧倒的に多く、今後もこのタイプが主流になると思われます。
 事故のデータなどから伺えるのは、利用者は70歳以上の高齢者が多く、冬場や梅雨の時期の利用はやや少ない傾向はあるものの、年間を通して利用されています。
 また、雨の日や日曜日の利用は総じて少ないようで、午前中の事故が圧倒的に多いことから、高齢者の方が、家族がいない平日の午前中で、天気が悪くなければちょっと買い物とか通院などに利用している、といった利用パターンが多いのではないか、と推測されます。
 自動車が電動車いすと交通事故をおこす場合、運転者の原因のトップは安全不確認で、次は横断歩行者妨害です。
 また、事故の場所は横断歩道上や、車道、特に幅員が5.5メートルから9メートルまでの道路上で多く発生しています。
 
 よくある事故パターン

  • 交差点横断中、交差道路直進の自動車と衝突
  • 横断歩道横断中、右・左折中の自動車と衝突
  • 道路を斜め横断中の電動車いすと直進自動車との衝突
  • 歩道通行中の電動車いすと歩道に車庫入れなどで進入してきた自動車との衝突
  • 車道左側端を通行中の電動車いすに自動車が追突
  • 車道右側端を通行中の電動車いすに自動車が正面衝突

交通事故防止のために(車両運転者)

 電動車いすは歩行者である、という認識を持って、次のことに注意しましょう
 遠方を注視する余り、直前の電動車いすを見落としがちです。
 電動車いすが突然道路を横断したり、斜めに進行したりする場合があります。
 特に高齢の利用者が多いことから、道路法規を無視した行動に出る場合がありますので、十分注意しましょう。
 また、電動車いすが道路側端を走行中の場合が多いので、道路側端にも十分気をつけてください。
 バッテリー切れで、道路中央部分に立ち往生する場合も考えられます。このような危険なパターンも常に想定していてください。
まれに、坂道でクラッチを切って下っていく危険な利用者がある場合も考えられます。坂道などで電動車いすを見かけたら、その動きに十分注意してください。

交通弱者への思いやり(車両運転者)

 電動車いす利用者をはじめ、交通弱者に対する思いやりと真心を持って、優しい運転を心がけていただきたいと思います。
 幼児から高齢者、身障者の方々まで安全で安心して利用出来る道路環境を目指して、皆さん一人ひとりの力を合わせましょう。(真のバリアフリーを目差して)

電動車いすの種類

 電動車いすには自繰用と介助用とがありますが、一般的によく見かけるのは自繰用です。

ハンドル型
ハンドル型
○ ハンドル型は約70%を占め、主流を占めています。三輪タイプと四輪タイプがありますが、今後は四輪タイプの比率が増加するでしょう。
標準型
標準型
○ 標準型は、車いすにモーターが内蔵されたものです。
簡易
簡易型
○ 簡易型は、車いすにモーターを取り付けたもの。
※ この他にも座位変換型、特殊型など様々な型が作られています。

お問せ先

部署: 福岡県警察本部 交通企画課
電話番号: 092-641-4141

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