地域交通安全活動推進委員の活動事例とQ&A


活動事例紹介

  地域交通安全活動推進委員の活動には様々なものがあります。
  ここでは県内の活動事例の一部を御紹介しますが、このほかにも、交通安全や交通環境の改善等に関する諸活動を、地域の実情に応じて行っていただいています。

交通安全教室の様子

女性委員による幼児教育班が、地域の保育園などをまわって交通安全教室をしています。


自転車安全指導の様子

中学生に対する自転車安全指導


高齢者宅訪問の様子

高齢者宅を訪問し、交通安全ワンポイントアドバイスや反射材の配布を行っています。


違法駐車追放キャンペーンの様子

違法駐車追放キャンペーン


セーフティステーションの画像 街頭キャンペーンの様子

街頭活動(自転車に対する街頭指導・歩行者に対する保護誘導活動)


Q&A

Q 地域交通安全活動推進委員として活動したいと考えていますが、活動上のきまりなどはあるのですか?

A 主なものを紹介します。

  • 活動範囲について
    活動範囲は原則として管轄の警察署の範囲です。
    他の地区で活動する場合も考えられますが、その場合は管轄警察署と協議することとしています。
  • 地域住民の要望と意見の尊重について
    ボランティアといっても公的資格もありますし、住民の意思に反した活動は慎まなければなりません。
    中には活動を批判したりする人もいるかもしれませんが、誠意を持って接していただくよう、お願いいたします。

  また、活動にあたっては、地域住民の皆さんの理解と協力の確保が不可欠ですので、関係者の正当な権利及び自由を侵害するようなことがあってはなりません。

※ 侵害する例

  • 交通安全チラシなどの受領を拒否する人に無理矢理渡す。
  • 交通安全イベント開催などを強引に引き受けさせる。
  • 相談を受けて、他人や企業などの秘密を知り、それを関係ない人に漏らす。
  • 交通問題で実地調査をするに当たり、無断で他人の敷地に入る。 

Q 選挙運動はしていいのですか?

A 地域交通安全活動推進委員は基本的に政治活動の制限はありませんが、その地位を政治的目的に利用してはいけません。
   例えば、

  • 交通安全教室やキャンペーンで、特定の候補者への投票を依頼する。
  • 交通安全チラシと一緒に特定の政党の機関誌などを配布する。

などは、公職選挙法違反で罰せられることがあります。
  また、

  • 選挙に関し、地域交通安全活動推進委員の肩書きが併記された名刺を使用する。
  • 選挙に立候補する場合、選挙運動期間中に地域交通安全活動推進委員としての活動をする。

などは、職務の中立性を疑わせるようなおそれがありますので、厳に慎んでいただきたいと思います。

Q 女性の委員は多いのですか?

A 現在は、定数833人のうち、女性が全体の約2割を占めていますが、もっと増えてもよいと思われます。
   幼児や児童対象の交通安全指導など、きめ細かな活動の中心となる女性委員の加入を心からお待ちしています。
   「やりたいけど、一人じゃちょっと…。」とお考えの方は、お友達を誘って御一緒に参加してみませんか?

Q 年齢制限はありませんか?

A 基本的に、健康で活動的であれば老若男女の制限はありませんし、特別な資格も必要ありません。
   ただ、真夏や真冬でも屋外で活動するような場合がありますので、ある程度の体力は必要だと思われます。