折尾警察署の沿革


折尾警察署の歴史


明治8年2月   遠賀郡芦屋町に芦屋警察掛巡視所を設置

明治8年12月  警察官が常駐することとなり、巡視所を芦屋警察掛出張所に改称

明治9年2月   芦屋警察掛出張所を、芦屋警察出張所に改称

明治10年2月  芦屋警察出張所から芦屋町警察署となる

明治22年5月  芦屋警察署が若松警察署芦屋分署となる

明治39年8月  芦屋分署を廃止し、若松警察署折尾分署を設置

明治42年6月  初代庁舎完成(遠賀郡折尾村大字折尾)


初代庁舎



明治42年7月  若松警察署折尾分署が、折尾警察署となる

昭和13年12月 二代目庁舎完成(折尾町大字折尾字八反田)

昭和23年3月  新警察法施行により、八幡・中間・水巻・芦屋の各自治体警察署(市及び人口5000人以上の町村に設置された)及び国家地方警察遠賀地区警察署(岡垣村・遠賀村)に分割された

昭和29年7月  警察法改正に伴い、国家地方警察、自治体警察(中間・香月・水巻・芦屋)および八幡市警察署折尾警部派出所が統合され、福岡県折尾警察署が発足

管轄は、北九州市八幡西区のうち、折尾・本城・則松・永犬丸の区域、中間市及び遠賀郡全域

昭和49年4月  若松区浅川が八幡西区に編入され、折尾警察署の所管に

平成6年10月  「派出所」を「交番」に改称

平成9年3月   現庁舎に移転(北九州市八幡西区光明)


現庁舎




故吉田保警部補殉職の地


昭和26年4月2日、芦屋警察署外勤警ら隊員の吉田保巡査は、住民からの通報に基づき、窃盗事件の捜査を行っていた。

同日正午前ころ、芦屋町字中小路(現遠賀郡芦屋町西浜町)において窃盗犯人を発見した吉田巡査が、これを逮捕しようとしたところ、犯人は隠し持っていた銃を発射して抵抗し、2発が吉田巡査の左胸部および顎下に命中。

午前11時30分、吉田巡査は右手に手錠を握りしめたまま絶命した。

その責任感と果敢な行動は警察官の模範として称えられ、吉田巡査は即日警部補に特進、また芦屋町からは功労賞が贈られた。

故吉田警部補の勇気に敬意を表し、その冥福を祈るため、現在でも毎年慰霊碑の前で慰霊祭が行われている。


殉職慰霊碑

お問合せ先

部署: 福岡県 折尾警察署
電話番号: 093-691-0110
 

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