覚醒剤などの薬物乱用の防止

薬物乱用の現状
福岡県警察では、令和7年中、学生や会社員など一般の人たちを含む857人を覚醒剤や大麻の所持等で検挙しており、予断を許さない状況にあります。
また、20歳代以下の若年層を中心とした大麻の乱用拡大は深刻な状況にあります。
令和7年中の薬物による福岡県内検挙人員
| 覚醒剤 | 378人 |
| 大麻(栽培法を含む) | 408人 |
| 麻薬 | 39人 |
| 医薬品医療機器法 | 13人 |
| 麻薬特例法 | 19人 |
| 計 | 857人 |
薬物の甘い誘いに要注意
覚醒剤や大麻など、薬物乱用の魔の手は、先輩、友人、交際相手など、あらゆる人を介して近づいてきます。
「ダメ。ゼッタイ。」と断る勇気を持ちましょう。
大麻とは
令和6年12月の法律改正により大麻は麻薬に指定され、麻薬及び向精神薬取締法で規制されています。
大麻の所持・施用(使用)については7年以下の懲役、大麻草の栽培については1年以上10年以下の懲役となっており、厳しく罰せられます。
大麻草としての形状を有する乾燥大麻のほか、大麻草としての形状を有しないリキッド、オイル、樹脂、クッキー、グミ等の摘発も相次いでいます。
大麻を使用すると、、、、
- 手足に麻痺が現れたり、視覚、聴覚、味覚、触覚の感覚が敏感になったりします。
- 感情が不安定になり、興奮状態に陥って、暴力や挑発的な行為を行うなど、衝動的行為を行うことがあります。
- 初めての乱用で大量の大麻を摂取したような場合には、恐怖状態となり、意識障害を伴う中毒性精神病状態を呈することがあります。
- 遺伝子の異常や突然変異をもたらし、生殖機能にも障害を生じさせることがあります。
- 大麻に含まれるTHCという成分は脳の中枢神経に作用するため、乱用することで記憶力の低下など、心身に様々な悪影響を及ぼします。
- 使用を繰り返すうちに、自分の意思ではやめられなくなる依存状態に陥る危険性があります。
危険ドラッグとは
危険ドラッグとは、覚醒剤や麻薬の科学構造に似せて作った物質のことで、インターネットなどで「合法」と称して販売されています。
危険ドラッグを使用すると、、、
- 意識障害、嘔吐、けいれん、脳機能障害など重大な健康被害を引き起こします。
- 幻覚、妄想により、殺人などの重大犯罪や重大事故を引き起こすことがあります。
- 薬物を入手する金欲しさに、窃盗事件や殺人事件を引き起こすことがあります。
- 薬物に溺れ、人間関係が破綻して、家族や友人から孤立します。
危険ドラッグは、含まれる成分によっては命を落としてしまう大変恐ろしい薬物です。
絶対に好奇心から手を出すようなことがないようにしてください。
薬物乱用の影響のまとめ
心身への影響
脳に影響を及ぼし、身体や精神がボロボロになる。
やめられなくなる
(依存性)
薬物を使い続けているうちに身体に異変が生じ、薬物を使いたいという気持ちが強くなって自分ではコントロールできなくなる。
(耐性)
使用を繰り返しているうちに、それまでの量では効かなくなる。
犯罪を犯すようになる
- 薬物を入手する金欲しさに窃盗事件や殺人事件などを起こすことがある。
- 妄想等が現れ、重大な交通事故などを起こすことがある。
友達や家族を失う
薬物に溺れ、人間関係が破綻して家族や友人から孤立する。
法律で厳しく罰せられる
- 覚醒剤を所持、使用した場合(単純なもの) ~ 10年以下の懲役
- 大麻を所持、使用した場合(単純なもの) ~ 7年以下の懲役
- 指定薬物を所持、使用した場合(単純なもの) ~ 3年以下の懲役
薬物乱用に関する情報提供・相談先
薬物110番 092-641-4444
又は最寄りの警察署、交番へ