英彦山の登山について

英彦山の写真


英彦山とは

 英彦山は、福岡県と大分県の県境に位置し、北岳(1195メートル)、中岳(1188メートル)、南岳(1199メートル)からなる標高1200メートルの霊峰で、大峰山(奈良県)、羽黒山(山形県)と並び、日本三大修験場の霊場の1つとして有名です。

 中腹の英彦山神宮「泰幣殿」は国の重要文化財となっています。

 また、中岳の山頂にある「上宮」は、約150年ぶりの大規模改修工事を終え、令和8年春から参拝が可能となりました。(常時解放されているわけではないため、開門のスケジュールは英彦山神宮の公式サイト等でご確認ください。)

 英彦山に至る県道上には、地元特産品を販売している「道の駅」があり、また、平成17年には「スロープカー」が整備され、「奉弊殿」までは気軽に行ける観光名所としてにぎわっています。

 駐車場は、「別所駐車場」、「豊前坊高住神社前」など整備されていますが、連休期間中などかなり混雑するので、公共機関を利用しましょう。

 マイカーを利用する場合は、12月から3月にかけての冬期は、積雪や凍結に備えチェーンを忘れないように携行しましょう。


登山コース

 代表的な登山コースは、銅製の鳥居、通称「銅の鳥居(かねのとりい)」から石段の参道を登り、「奉弊殿」を経て、真っ直ぐに中岳に至るルートが最もベーシックなもので、老若男女問わず楽しめるコースとなっています。

 しかし、このコースも途中2カ所の鎖場を持ち、石段は不規則な幅と高さで、かつ急勾配であることから、積雪時には足を滑らせ転倒したりすると大けがにつながる油断のならないコースです。

 他に「豊前坊高住神社」から「望雲台」を経由し、北岳、中岳に至るコースと、「奉弊殿」から「鬼杉」を経て南岳、中岳に至るコースがありますが、いずれも経験のある方と登るのが安全だと思われます。

 特に、「豊前坊高住神社」から「北岳」に至るコースは、途中険しい鎖場を持ち、過去このコースにおいて山岳遭難事故が発生し、警察、消防のヘリコプターにより救助されこともあります。

 県内においても比較的なじみのある山ですが、登山をする場合は、コースによって、中級者以上の技術と経験を求められます。

 決して油断をしないように、綿密な計画としっかりした装備で登山を楽しみましょう。


装備品

  • 地図、コンパス、笛などを用意しましょう。
  • 気候の急激な変化に対応するため、雨具や上着などは十分に準備しましょう。
  • 緊急時に備えて、チョコレートや乾燥果物などの非常食を携行しましょう。
  • 岩などがあるため、登山靴などの底の厚い靴を選びましょう。



英彦山 鎖のある岩場



事前準備

  • 経験、技術、体力に応じた登山ルートを選び無理のないようにしましょう。
  • 登山の前には体力トレーニンなどを行い、体調を整えておきましょう。
  • 地図などで登山ルートや周囲の地理的状況を把握しておきましょう。
  • 登山ルートや日程などを家族などに知らせておきましょう。


英彦山 玉屋神社



登山人数

 一人での登山は遭難した時、判断を誤ったり、救助を求めることが出来なくなります。
 できるだけ、複数人数で登山しましょう。


英彦山 山肌をつたう山水のつらら



天気

 山岳部の天気は平地とは異なります。当日の気象状況を把握し、気象に応じた行動をとりましょう。

英彦山 雪に覆われた山



連絡手段

携帯電話、発煙筒など、緊急時の連絡手段を確保しておきましょう。

英彦山 雪山の上宮(中岳山頂)



登山道

  • 登山道を離れないようにしましょう。
  • 道に迷ったら、焦らずに来た道を引き返しましょう。
  • 煙霧などで見通しがきかず、方向を見失ったら、見通しがきくまで辛抱強くその場で待ちましょう。

英彦山 上宮



登山計画書を提出しましょう


 安全に登山を楽しむためにも登山計画書を提出しましょう。

 登山計画書は、オンラインで申請することができます。

 登山計画書(電子申請)入力フォーム

 また、英彦山駐在所では、入口に登山届提出箱と届出用紙を設置しており、現地において書面で提出することもできます。

英彦山駐在所
福岡県田川郡添田町大字英彦山1985-1

 

お問合せ先

部署: 福岡県 田川警察署
電話番号: 0947-42-0110
   

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