ニセ電話詐欺撲滅を願って
〜福岡県警察からのメッセージ〜


「あのとき、誰かに相談していれば。」
ニセ電話詐欺被害に遭った1人暮らしの高齢者の言葉です。

「会社で失敗して多額のお金が必要になった。」
滅多に弱音を吐くことのない息子からの突然の電話に、
 年老いた私でも息子の役に立つのなら。
 何とか息子の力になろう。
 お金を渡せば息子は助かる。
と思うのは、親ならば当然のこと。
でも、これは、息子を名乗るオレオレ詐欺の犯人からの電話。

子供に迷惑を掛けないようにと老後のためにコツコツためた貯金、生活のための年金、
それでも足らず、親戚に頭を下げて必死にお金を集め・・・
息子だと信じている電話の向こうの犯人のために。

世間体を気にする息子のことを思うと、誰にも相談はできない。

「まさか、私の身に起こったことが、ニセ電話詐欺だったとは。」
多くの被害者がそのように話します。

憎むのは、もちろん犯人。でも・・・
このような被害者を生み出さないために、
私達1人1人ができることはないのでしょうか。

仕事で忙しいかもしれないけれど、ちょっとの時間だけでいいのです。
実家の父さん、母さんに電話をしてみては。
盆や正月だけでなく、たまには、実家に帰って元気な姿を見せてみては。
近所のお年寄りに話しかけてみては。

家族や地域の絆によって、防げる被害はきっとあるはずです。
 
このメッセージをできるだけ多くの人に読んでいただき、ニセ電話詐欺撲滅の輪が社会全体に広がっていくことを願っています。